2016-01-01から1年間の記事一覧

つぶやき

このブログについて、これでは書評になっていないというクレームが入った。もちろん「書評」なんかじゃない事はよく承知している。 それはあなたの勘違いだと言っておこう。 対象とした本の内容をよく理解し、それに評を加えたものでものでは無いのだ。 それ…

糖質制限食に反動の波がやってくる

NHKのクローズアップ現代で糖質制限をしていてトラブルを起こした症例を紹介しているのを偶然みた。寝ようと思って入った寝床で見たものだから、メモできなかったのだが、これは明らかにカロリー制限してフラフラになったのだと直感した。つまり飢餓状態…

ヘリコプターマネーについて

今話題になっている、バーナキンのヘリコプターマネーについて考えてみた財政ファイナンスではない政府への資金の供給ということ。国債を中央銀行が直接買い取る財政ファイナンスではないということ。日本の場合は財政法5条で禁止されている。 (ただし、国…

糖質制限の胆は

1糖質を減らす 2しかし、全体のカロリーは減らさない。に尽きるでしょう。つまりタンパク質、脂質でカロリーを取るということだ。もちろん、野菜も必要。糖尿病でもないし、医師でもないのに何かいいことがあるのかというと体重は確かに減少するが、集中力…

鳩山邦夫が亡くなって、それが糖質制限食が危険と騒がれて

鳩山衆議院議員が亡くなって、たまたま糖質制限食をしていたとして、それ糖質制限食が危険とTVが騒いでいる。これまで糖質制限についてブログをアップしてきているので、何かコメントを出しておかないといけないだろうと感想を述べる。なぜ糖質制限につい…

山田悟『糖質制限の真実』(幻冬舎)

おもしろがって糖質制限の本を読んでいる。 今回は、山田悟『糖質制限の真実』(幻冬舎) その一でも触れたように、緩やかな糖質制限食で紹介された山田悟先生の新書である。さすがに学術的な内容で、これまでの疑問に答えてくれるようでうれしい。とくにエ…

糖質制限実施中 その四 番外一日一食

最近はやっている糖質制限ダイエットとは別にもうひとつ「1日1食」というのがある。これがダイエットをうたっているかどうかは知らないけれど、帯にある「好きなものを食べても太らない」というコピーを見る限り少しはうたっているのだろう。 今回は番外で…

矢部宏治『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』を通読する

旅行に出ていて、その間に読んだのでうまく表現できないが、推理小説を読んでいるような謎を追いかけての本だった。印象は強くてとても短いブログでは表現できない。 ぜひ、読んでほしいと思う。 前著にもおどろいたけれど、今回も期待は裏切らない。すでに…

新しい電子ブックの試み

すでにある本を電子本に置き換えたというだけでは意味がない。そこに何かが付け加わらないといけないのだということだ。 そんな試みを期待していた。 今回偶然というか、すでにお立ち読みでみていたような記憶もあるのだがはっきりしないが、BinBsto…

松尾匡『この経済政策が民主主義を救う』

この経済政策が民主主義を救う: 安倍政権に勝てる対案作者: 松尾匡出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2016/01/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (14件) を見る ともかく読んでみました。この人、本当は安倍の支持者じゃないのと思うくらい懇切丁寧に…

糖質制限実施中その三

前回の森谷敏夫『結局、炭水化物をたべればやせる!』の続き。 炭水化物信仰は強くて、たとえば手近なものでいえば、毎回送ってもらっているメールマガジンの書評にもあった。http://back.shohyoumaga.net/ [書評]のメルマガvol606 「おばちゃまの一人…

ミシェル・ウエルベック『ある島の可能性』

小説の場合、その研究者でないかぎり主観的なものになっってしまうのは仕方がない。『服従』が話題になっているが、そのひとつ前のSF。 やはりフランスの本のエージェントたちが好みによって作った本という気がしないでもない。この手のものは日本流でいえ…

糖質制限食実施中 その2

結局、炭水化物を食べればしっかりやせる!作者: 森谷敏夫出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2016/04/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る今回は、糖質制限食の真反対の『結局、炭水化物を食べればやせる!』という森谷敏…

日本人はどこから来たのかという問いの意味するもの

日本人はどこから来たのか?作者: 海部陽介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/02/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る海部陽介『日本人はどこから来たのか?』は現生人類の出アフリカからはじまって日本にいたる過程を証拠に基づいて、…

ヤンキーの虎とは何か

〈ヤンキーの虎〉とは何か ヤンキーの虎作者: 藤野英人出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2016/04/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見るそれは、地方の30〜50代という、かつてヤンキーだった旺盛な事業家たちのことである。昔のリ…

糖質制限食実施中 その一

糖質制限食 実施中その一「エネルギーに糖質を使うんでは無いのです」 「えっ、じゃあ何を使うのですか?」 「ケトン体を使うんですよ」 「ケトン体を使って、…ケトアシドーシスになりませんか?」Nさんとのこんな会話より始まった。 近頃流行の糖質制限食…

宮沢賢治はなぜハンチング帽を被っていたのか

宮沢賢治はなぜハンチング帽を被っていたのか 画像のように、宮沢賢治は昭和6年ごろハンチング帽を被っていた。 日本名、鳥打帽というが、賢治の被っていたのはレーニン帽といって、ウラジミール・レーニンの被っていたことで知られるのでその名がついた。…

戻ってきたぞ

何年ぶりだろう。先回が2012年6月だからおおよそ4年ぶりだろうか?デザインはかなり変わっているようだけれど、懐かしいような気がする。TW,FBと渡り歩いてちょっと気が向いて戻ってきてみた。まだサイトが残っていることに驚いたのとなんだか違…