2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

自然数についての続き

先週は自然数に行き着いて終わってしまった。今週はこの自然数についてのの続きである。例えば吉田武『虚数の情緒』によると次のようにある。 「それでは『数とは何だろうか』、この事から考えていこう。 こては、言うに及ばぬ当然至極の事のように思うかも…

残された書評

先週、用意していて残していった書評がある。 小川洋子・藤原正彦『世にも美しい数学入門』ちくまプリマー新書 である。昨年『博士の愛した数式』でヒットした小川洋子の小説は、設定に少し甘いところがあると言いつつも、いいものはいいということでたくさ…

書評の分類

土曜日と日曜日しか入力できないのでまだまだ日記とは言いがたい。土日ブロガーということか。週末ブロガーでもよい。今日は書評を考えてみた。現在ある書評を分類する。 書評、ブックレビューといいてもさまざまのものがある。単に感想を述べるものから、本…

三連休のおかげ

三連休のおかげでたくさんの本を読んだ。 途中で終わっているものもあるが、読みきったものもある。 余裕のある時間がないと読み出しそうにないミルチャ・エリアーデの幻想小説を読んだ。そこで、その書評らしきものと二〜三の感想。 ミルチャ・エリアーデ『…

まずは書評から

まずは書評からはじめてみる。 初回は「読書」に敬意を評して永江朗さんの本 永江朗『恥ずかしい読書』ポプラ社、2004 読書に関しては信用していい永江朗の新作。 現代はエッセイという書き方が文芸の主流になるだろうという小谷野敦の言を多少でも信用…

昨年、「読書イニシアチブ」のホームページを立ち上げようと、ホームページビルダーで遊んでいたのだが、結局サーバーにアップできず、断念していた。今年ウイルスセキュリティーの期限切れを理由にアンインストールすると可能になったが、こと遅くブログに…