本の整理をしていたら

ここしばらく紫式部のサーバーに登録すべく入力している。けっこう大変で、100冊入力するのに3日もかかってしまった。要領が得ないのもその原因なのだが、もっと効率的に入力する方法を探さないとその労力は膨大になる。
それとともに、入力の最中に、こんな本もあったのかとつい読みふけってしまうので、それも問題である。引越しなどでアルバムをダンボールに詰め込んでいて、ついつい見入ってしまうのと同じことなのだが、時間がかかってしかたがない。それでもこの楽しみは捨てきれずついつい読みふけってしまう。例えば紀和鏡首塚巡礼 花魁道中』(現代書館9は紀和鏡さんというのは伝奇作家と思っていたのに、これは小説ではなくルポルタージュだった。こんなノンフィクションものも書いているなんてしらなかった。いつ購入したのか憶えていない。新品同様できれいに保存されていた。読んでいたのは「上方の首」でナガスネヒコのくびと、大阪市内の千日前で、ここは昔は処刑場であったが今日では歓楽街になっている。もう一つは兵庫の一に谷の平家の首塚が紹介されている。