一ヶ月ぶりか

少しでもホッテおいたらすぐに日が過ぎていく。
何もしていなかったわけではないが、本職が忙しすぎた。

本はいつでも読んでいるので、話題がないわけではないがこれといって、このブログで取り上げそうな話題が見つからなかっただけだった。しかし、このたび発見したのは廣川州伸『週末作家入門』講談社現代新書である。
読むだけが読書イニシアチブではないので、書くということも同じことなので、作家になって本作りをしようというのは対象となる課題である。本作りを支援または自分も参加するというのはこのブログの課題でもある。
生きていること、それ自体が本にできるというのはまことの事で、会社員であれ主婦であれ本にできる種はすべての人がもっているという著者の発想は、もうそんな時代がすぐそばに来ているということを納得させられる。ブログと違う点は、編集者がいると言うことで、単なる自分の独りよがりにならないためのサジェスチョンが必要と言うことだ。
著者は特にビジネス書から始めて、経済小説を書いてはどうかと、とりあえずは会社員などのサラリーマンを対象にしている。それが為の週末作家なのだが、それよりもものづくりの楽しさを復活させようとしている事の方が重要と思う。お金のためばかりでなく楽しく生きるために作家になろうというのはいい事だ。